こんな方にお勧めします!!
実践的な(英語)コミュニケーション力を身に付けて、シドニーで実際に異文化体験して、後期もモチベーション高く英語力を磨き続けます。そしてその学びに「単位」が認定されます。
広島大学は、世界を先導するスーパーグローバル大学になることを目指し、学生一人一人がさまざまな場面でグローバル人材として活躍できるよう、皆さんの「グローバル・コンピテンシー」の向上を全面的に支援しています。「シドニープログラム(シドニー英語コミュニケーションプログラム)は、このような能力を育成するために特に効果的な学習機会で、これまでの履修生も英語力・国際コミュニケーション能力を大きく伸ばしています。
そして、このシドニープログラムをはじめ、さまざまな教育支援を通して、国際的語学試験であるTOEICでは、本学の730点取得学生数は、この5年間で3.2倍(約2,150名)と飛躍的に拡大しています。
ぜひ、このプログラムにチャレンジしてみてください。
広島大学副理事
スーパーグローバル
大学創成支援事業担当
グローバル化推進室長
堀田 泰司 教授
2回のTOEIC-IPを受験した受講生の
(22年度受講生実績)
2023年は対面で実施しました!!
海外で通用するコミュニケーション能力が身につく!
1クラス当たりの受講生数は最大35名!
受講生数3~7名のグループに対して先輩リーダーが1名、約1年間を通して受講生の皆さん一人ひとりにあったサポートをします。
このプログラムでは①英語でのコミュニケーション ②異文化理解 をテーマに、約1年間英語を学びます。文法を中心に学ぶ座学の講義とは違い、まずはしゃべってみることを大切にしています。「読む・書く」は受験のために高校生までに十分な時間をかけていたと思いますが、実際のコミュニケーションの場では「聞く・話す」の力が大切です。クラスの中で英語を使う楽しさを実感してください。
また、異文化理解では、海外の方とのコミュニケーションについて学びます。日本ではお辞儀をするのが礼儀ですが、英語圏を中心とした海外では握手をしたり、ハグをしたり、その文化圏での礼儀があります。海外体験豊富な講師が、海外でのコミュニケーション方法についてクラス内でお話し、受講生の皆さんに体験してもらいます。
「英語が苦手・・・でも使いこなせるようになりたい!」そんなあなたにぴったりのプログラムです。これまでの「受験のための英語」から「使ってみたくなる英語」に私たちと一緒にチャレンジしてみましょう!
米国の大学を卒業後、通訳・翻訳・など英語関係の仕事に従事。その他、様々な企業で英語学習教材やプログラムの企画開発・制作を担当。通訳案内業試験の元面接官。TOEICを実施団体で企業内研修の開発など、TOEICの普及に携わる。また、日本初の英語学習アドバイザー資格認定制度を企画立案。著書多数。現在、広島大学生協の他、中四国8大学の各大学生協で英語講座を監修。
プログラム監修 鈴木カオル氏
総合科学部4年 M
英語を話せるようになりたい!という気持ちからこの英語プログラムを受講しました。このプログラムは受験英語しか知らなかった私に、様々なアクティビティを通して、実際に使える「生きた英語」を学ぶ機会をたくさん与えてくれました。受講後、アメリカに1年間留学しましたが、そこでは言葉や文化の壁にぶつかることが本当にたくさんありました。しかし、その度にこのプログラムで身についた会話力や知識に何度も助けられ、その経験が私をさらに成長させてくれたと思います。プログラムを通して自分と同じような目標を持った多くの仲間と出会い切磋琢磨する中で、英語の面でも人としても成長することができるのがこのプログラムの魅力だと思います。
英語力に長け、かつ英語を使って仕事をされてきた日本人の専門の英語講師によるプログラムです。日本人の先生は日本人の英語の弱点や日本の英語教育を理解されており、日本人に必要なツボを学ぶことができます。
専門研修を受けた広大生の先輩リーダーのほとんどがこのプログラムの受講生だった広大生たちです。「英語が好き」「海外体験が豊富」なさまざまな学部の先輩が楽しい雰囲気を作り、皆さんの学びをサポートします。
専門の教材を使ったセルフスタディを毎週用意し、日々の学習についても英語講師や先輩が相談にのります。スマホの専用サイトからもアクセスできるので、通学中やちょっとしたスキマ時間でも学習できます。
前期は、シドニー異文化体験プログラムに向けた準備をします。
挨拶や海外文化、口語表現などを講師から教わり、異文化に対する知識を深めます。短いフレーズや会話の始め方など、生きた英会話を身につけ、繰り返し英語でコミュニケーションをとります。また、英語学習のコツを学んだり、洋書を読んだりするコーナーもあります。
後期は、クラス内ではすべて英語で進行し、OUTPUT中心のカリキュラムになります。
受講生全員が英語でプレゼンテーションをしたり、英語を使ったアクティビティ制作を行ったり、前期よりも能動的な行動力・発言力を養います。ハロウィンイベントでは先輩リーダーが仮装してクラスを盛り上げます。クラス内で頑張った受講生にはお菓子のプレゼントもあります!
坂の上真紀(Mack)先生
こんにちは。広大英語コミュニケーションプログラム講師のMackです。私はフランス、イギリス、ボルネオ島のブルネイと19年外国暮らしをして2019年に帰国しました。また10年来いろんな国籍の生徒さんに英語でヨガを教えてきた経験もあります。ヨガは身体を使って自分の限りない可能性を発見する探検です。このプログラムもただ座って受け身で学ぶのではなく、皆さん自身が英語スキルを実際に使い経験を重ねていく中でしか得られない学びを目指します。教えるのではなく皆さんの可能性を最大限に引き出すお手伝いをするのが私の仕事なのです。皆さんがこのプログラムで英語コミュニケーションスキルはもちろんのこと、人間的にも大きな成長を遂げられることを楽しみにしています。
沼田浩美(Emily)先生
皆さんは「英語」が好きですか? 私は高校時代、試験や受験のための英語の世界しか知らず、教科の中で英語が一番苦手でした。しかし、高校3年生の時に、当時のニューヨークに10年在住で、一時帰国されていた地元出身の女性との出会いをきっかけとして、渡米を決意しました。アメリカでの大学生活を通し、人とのコミュニケーションで本当に大切なことはそれまで学校でやってきた「英単語」や「文法」よりも「相手のことをもっと知り理解したい、自分の思いも相手に伝えたい」という思い、そして海外の異文化を理解し「コミュニケーション能力」を身につけることであると実感しました。毎年このプログラムを通して大きく成長する受講生たちを目の当たりにし、大きな喜びを感じています。共に学び、世界への扉を開きましょう!
なぜ、早く行くといいのですか?
大学生活の過ごし方が変わる!
海外体験での気づきは、それ以降の学習や行動に変化をもたらします。実際にツアーに参加した広大生の先輩は、それ以降、長期的な休みには必ず海外へ行く、長期留学に行く、グローバルな就職へ向けて努力を始めるなど劇的な変化がありました。卒業旅行や社会人になってから行くのでは遅いのです。
なぜシドニー?
治安が良く、多民族国家!
オーストラリアは多民族国家なので、いろいろな英語のなまりがあり、多くの文化に触れることができます。そしてシドニーは街の人々が非常に親切で、比較的治安もよく、時差が+1時間と、初めての海外としては最適な場所です。握手などクラスで学んだ異文化体験にチャレンジしてみましょう。
学習効果が高いプログラム
フリータイムも充実、実体験しながら学べる!
グループ別自由行動の時間も十分にあり、事前に自分たちで、シドニー周辺の数ある魅力的なスポットから選び、計画を立てて行動します。毎日、実施される夜の会では、お互いのグループのチャレンジを報告しあい、英語プログラム講師からフィードバックをもらい、学びを深めることができます。クラスで学んできたことを、単なる知識にとどめず、現地で実践してみるチャンスです!
大学生協ならではの配慮
万全のサポート体制で安心!
英語講座講師や生協職員が同行し、お世話をしますのでご安心ください。過去、ほとんどの参加者が初めての海外で、最初は不安だったようですが、最終日には「また行きたい」と口をそろえます。初めての方こそ、お勧め!! 最初の一歩を応援します。
~シドニー異文化体験プログラム参加者だけの特別な体験~
UNSW(ニューサウスウェールズ大学)は広島大学の協定大学です。
ここでご紹介するプログラムは2019年度よりスタートしました。広島大学のこのプログラム受講生だけのためのプログラムです。
私は、ニューサウスウェールズ大学を訪問した3日間を忘れない。
まず、学生の勉強に対する意識の高さに衝撃をうけた。いろいろな国から学生が集まってくるUNSWには英語が母国語ではない学生も多い。しかし、彼らは英語が話せる、話せないかではなく、自分の勉強したいことを勉強できる大学に行くことを重視している。学ぶために母国から一人でUNSWに進学し、当たり前に勉強漬けの日々を過ごす彼らをとても格好いいと思った。また、English Classでは意見を言い合い、議論を深めることを学んだ。プレゼンテーションを行うならば発表に対する講評を、良い点・悪い点の両方から必ずすること。ディベートでは相手の意見をよく聞き、自分の意見を言うときはテンポよく自信を持って言うこと。人の顔色をうかがうことなく、発表や意見に対して真摯な姿勢で自分の意見を言うことを通して、人と議論する本当の楽しさを見た気がした。
私が広島大学に入学してから、一人で勉強していると、周りから「真面目だね」と言われることがある。授業で積極的に発言すれば、「すごいね」。それが皮肉なのか称賛なのかわからないが、そう言われると委縮してしまう。しかし、UNSWではどうだ。私は真面目なのか。むしろ、勉強にかける時間の少なさ、知識の足りなさ、そしてそれらを補おうともしない私を、UNSWの学生と同じ”大学生”と呼べるのだろうか。「私は大学に何をしに来たのか」。最も根本的な問いを改めて投げかけてくれた3日間を私は忘れないだろう。